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KYOSAN CIRCULAR 当社発行の技術誌(隔月発行)

VOL.61 2010 No.4の概要

01 京王・井の頭線ATCシステム 相模原線使用開始 信号事業部
2010年3月26日から、京王・井の頭線ATCシステムが相模原線区間で使用開始されました。
本システムは、国土交通省の「鉄道に関する技術上の基準を定める省令等の一部を改正する省令」が2006年7月1日に施行されてから工事着工した初めてのATCシステムであり、大手私鉄としては初めて導入される車上主体式のATCでもあることから、各方面より多くの関心が寄せられています。

■システム構成
ATC車上装置は、京王線・井の頭線を走行する全営業車両 および貨車・検測車に搭載され、ATC機能とともに従来のATS機能も有しており、運転切換スイッチにより運転モードを選択します。
地上装置は、新設されたATC地上装置、ATCモニタ、臨速制御装置、踏切制御装置/連動IF装置や既設のTTC装置などが信号LANによって接続されるネットワーク構成となっており、各サブシステムが連動した列車制御を実現しています。
システム構成
システム構成
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上:ATC車上装置の内部 下左:ATC論理架 下右:ATC送受信架
上:ATC車上装置の内部
下左:ATC論理架
下右:ATC送受信架
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02 新京成電鉄株式会社
ダイヤ作成支援システム 仕業表自動作成機能
信号事業部 信号第2技術部

このたび、新京成電鉄株式会社殿のダイヤ作成支援システムに、仕業表自動作成機能を追加納入しました。
仕業表とは、運転士・車掌などの一日の乗務内容を示した行路表のことであり、労働条件を加味した時間計算表などの帳票を作成する機能を含めて仕業表作成機能と呼んでいます。
ダイヤから乗務員の仕業表を作成する作業は、相当の労力と時間を必要としていました。

仕業表自動作成機能は、その中でも大変な作業である条件チェックなどの定型作業を自動化することにより仕業表作成担当者の負担を大幅に軽減することを可能にしたシステムです。
仕業表(乗務員行路表)の例
仕業表(乗務員行路表)の例
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各機能の画面例
各機能の画面例
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03 仙台市交通局 南北線 富沢車庫電子連動装置更新工事
託された「安全」電子連動装置は新たな世代へ
信号事業部 信号第2技術部
このたび、仙台市交通局殿の南北線富沢車庫電子連動装置を納入しました。1987年の南北線開業時に稼働した電子連動装置も約20年の歳月が経過し、老朽化による更新が望まれていました。 既設装置は、連動論理部のみ電子化を行っていましたが、更新装置は、従来のリレー方式に変わって電子端末を採用しました。

■システム構成
電子連動装置は扱い者が行う進路制御および在線状態を表示する連動制御盤と、その情報を受け取り、連動処理を行う電子連動論理部から構成されています。電子連動論理部で処理された情報は、電子端末部で現場設備並びに富沢駅とインタフェースを行います。そして、これらの設備に電源を供給する電源装置と各装置の状態を監視する信号モニタ装置を設置しています。
新旧装置の比較図
新旧装置の比較図
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システム構成

システム構成
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03 新型48V50Aユニット(RTU- 4500-N04-S00)
旧型と互換性を持たせた「高効率」・「高力率」・「長寿命」の
新型ユニット
半導体機器事業部 技術部

近年、電源装置で消費する電力を低減するために高効率・高力率化が強く要求されています。
また、電源更新時期の延長やオーバーホール時期を延ばす要求も増えてきています。
当社では、これらの要求に対応するため、長年ご好評いただいた旧型48V50Aユニットの後継機種として新型「48V50Aユニット」 (型式:RTU- 4500-N04-S00)を製品化しました。
新型ユニットには、これらの要求を満足すべく当社の技術が盛り込まれています。
新型ユニットは、旧型ユニットと互換性を持たせ新旧ユニットを並列運転しても問題なく運用が可能です。

左:装置正面 右:装置背面

左:装置正面
右:装置背面
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上:外形図 下:電気的仕様 (整流器ユニット量産時特性)

上:外形図
下:電気的仕様
(整流器ユニット量産時特性)
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