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京三サーキュラー
VOL.60 2009 No.4の概要
阪神なんば線 信号保安装置
阪神線と近鉄線の相互直通運転に対応したシステム
信号事業部 信号第2技術部
2009年3月20日に、「神戸・難波・奈良、つながる」がキャッチフレーズの阪神なんば線が開通しました。開通に伴い、阪神線と近鉄線の相互直通運転が開始され、三宮-大阪難波-近鉄奈良が乗り換えなしで結ばれました。
阪神なんば線桜川駅は阪神線と近鉄線の境界駅となっており、三宮方面は阪神仕様、奈良方面は近鉄仕様の信号設備が導入されました。
当社では、阪神なんば線の信号保安装置として電子連動装置、自動・構内ATS装置、SINPL-TD(阪神仕様)とSINPL-NIT(近鉄仕様)を一体化した列車検知装置を納入しました。
阪神なんば線 路線図
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阪神なんば線 システム構成図
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京浜急行電鉄株式会社
多情報パターン制御ATS「C-ATS装置」
ATSの機能向上
信号事業部 信号第2技術部
京浜急行電鉄株式会社殿では、都営浅草線、京成線および北総線と相互直通運転可能な「1号形ATS」を40年以上使用していました。「1号形ATS」は、シンプルな構成で長年の実績を持つものですが、時代のニーズとさらなる安全性向上のため、多情報化と絶対停止機能を備えた「C-ATS装置」を新たに開発しました。
「C-ATS装置」は、相互直通運転を行っている鉄道会社間の異なる運転制御や新旧ATS混在区間の運転に対応し、「国土交通省令:鉄道に関する技術基準57条」に適合したATCと同等の機能を有する連続式として2009年2月より使用開始しました。
上:集中形送受信架
下:分散形送受信器
(左:分散制御部、右:分散送受信部)
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上:車上装置制御部
下:ATS表示灯
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40.68MHz 10kW RFジェネレータ
高密度化・大容量化への対応を業界最小サイズで
半導体機器事業部
開発技術部
近年、半導体製造の分野ではますます微細化が進み、数十ナノメートルといわれるような単位での処理が行われようとしています。こうした微細化加工を実現するにはプラズマ生成用高周波ジェネレータが使用され、その周波数は40MHz~100MHzが主流となっています。一方で、生産性を向上させるという課題に対しては、ジェネレータ出力の大容量化が必須となってきています。当社ではこのような市場動向に合わせ、40MHz-10kWのRFジェネレータを業界最小サイズで製品化しました。
上:装置正面
下:装置背面
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上:RFジェネレータラインアップ
下:電気的仕様
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高信頼性・優れたメンテナンス性を実現した汎用PC
KOMIC-PC
信号事業部 開発技術部
近年、FAパソコンは、鉄道信号システムに広く利用されています。しかし、保守性・製品寿命などに課題がありました。
KOMIC-PCは、これらの課題を解決するために、当社製制御用コンピュータKOMIC-50
※1
の技術を用いて開発した、長期にわたり安心してご使用いただける汎用PCです。
※1:KOMIC(Kyosan Mini Computer)
■
特長
●
高信頼性
・
ファンの冗長化により、1つのファンが故障しても、PCの動作に影響はありません。ファン故障検出も可能となっています。
・
OSをROM化することで、稼働中に電源が切断されてもシステムは壊れません。
・
HDDを使用する場合は、スクリーニングされた高信頼HDDを用いています。
●
優れたメンテナンス性
・
定期交換部品のブロック化により、簡単な作業で交換が可能です。トップカバーを開けずに、前面と背面のパネルの取り外しのみで交換できます。
●
長期安定供給
・
KOMIC-PCの使用部品は、KOMICと同様の当社標準部品を採用し、部品の製造中止に際して迅速に互換品を開発することで長期安定供給を実現します。
・
OSは、長期サポートOSであるWindows XP Pro Embedded
※2
(2016年12月31日まで供給予定)、Windows Embedded Enterprise
※2
(2009年9月発売予定)を採用しました。
※2:どちらのOSもWindows XPと互換性があります。
上:装置正面
下:装置背面
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仕様(クリックすると拡大)
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